痛みは歯からのSOSです。早めの受診があなたの歯を守ります。
虫歯は進行しても、実は初期は痛みを感じません。
気づいたときには、すでに症状が進んでいることも多いのが怖いところです。
私でしたら,気になったときにはすぐに信頼のおける歯医者さんに行きます!

◆虫歯の進行と痛みの関係
| 進行段階 | どこが侵されている? | 痛み |
|---|---|---|
| 初期(エナメル質) | 歯の表面だけ | ほぼなし |
| 中期(象牙質) | 神経に近い層 | 冷たい物がしみる/ズキッと痛い |
| 重度(歯髄) | 神経まで感染 | 強い痛み→その後痛みが消えることも |
「痛みが消えた=治った」ではありません。
神経がダメになってしまった結果で、治療は長期化・費用も増えます。
しかも、一度削った歯は 二度と元には戻りません。

一方で、虫歯じゃない痛みもあります
歯ぐきが下がったり歯の根元が削れたりして、エナメル質が薄くなると
知覚過敏が起きます。
- 冷たいものがしみる
- 歯みがきのときにキーン
これは 一過性の痛みが特徴。
歯科医院で表面をコーティングするなど、簡単な処置で改善できる場合が多いです。

では、どんな痛みが危険なの?
次の症状がある方は、放置せず受診しましょう👇
✅ 痛みが数秒以上続く
✅ 温かい物でも痛む
✅ 何もしていなくてもズキズキする
✅ 夜中に痛くて目が覚める
✅ 歯ぐきが腫れている/噛むと痛い
➡ 神経に近いところまで虫歯が進行している可能性大
小さい虫歯をレジンで治すときの費用は?
ごく初期段階の虫歯であれば、白い詰め物(レジン充填)で簡単に治療できることがあります。ここでは、保険診療の場合と自費診療の場合の「ひとつの目安」をお伝えします。
✅ 保険診療で行う場合(3割負担の患者さん)
- 非常に小さな虫歯(「単純窩洞」)では、1本あたり 約 740円前後。
- 少し広がっていて「隣接面(歯と歯の間)を含む」ケースでは、1本あたり 約 950円前後。
- 実際の歯科医院の料金表では、「保険適用で1本約950円」などという例もあります。
> 補足:この金額には “初診料・再診料・レントゲン代・検査代” などが別途かかる場合が多く、医院によって多少差があります。
✅ 自費診療(保険適用外)を選ぶ場合
- 審美性(見た目)を重視したり、より長持ちさせたい場合には、自費のレジン充填(または審美目的のダイレクトボンディング)を選ぶことがあります。
- その場合、1本あたり 1万円〜数万円という価格帯が一般的です。
- 例えば、ある医院では「自費でのダイレクトボンディング:1歯あたり3〜5万円程度」だという説明もあります。

結論:悩む前に歯医者さんへ
「忙しいからあとで…」
「まだ我慢できるから…」
その間にも、虫歯は確実に進行します。
早めに行けば、
- 治療は簡単
- 痛みが少ない
- 費用も少なく済む
- 歯を守れる
良いことだらけです。
あなたの歯は、一生もの。
痛みのない日々を取り戻すために、今日行動しましょう。


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